「女性と話すと緊張して汗が出る」
「女性と話す場面で嫌な気分になる」
そんなことを感じる人は女性恐怖症かもしれません。
あまり知られていない女性恐怖症ですが、きちんと「女性恐怖症」という名前がある通り、原因もはっきりしているのです。
私自身、女性と話す場面で人一倍緊張して膝ががくがくなってしまう一人でした。
「照れているのかな？」と思っていましたが、大人になっても治らず、女性恐怖症だった事がわかりました。
しかし、きちんと対処方法を知り、克服するやり方を模索した結果今では緊張せず女性と話せるようになりました。
周りの女性からは「フレンドリーになったね」といわれることも格段に増えました。
原因と対処法をちゃんと知って良かったと思います。
この経験を生かして400人以上の男性に恋愛を指導してきました。
指導に来られる方の多くが女性に苦手意識があり何とかして改善したいという方々ばかりで多くの方の苦手を克服してきました。
ここでは、そんな女性恐怖症の意外な原因から克服するための方法までお伝えします。
鍵は女性恐怖症は先天的なものではなく、後天的で治療が可能という事です。
この記事を参考にして、自分自身が変わることで今まで悩んでいた女性とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。
「もしかしたら女性恐怖症かも…」と思っている人も、このまま放っておくと必要な場面でも女性とスムーズに会話ができないままかもしれません。
Contents
女性恐怖症とは？またどんな症状がでるの？
あまり知られていない女性恐怖症とはどんなものなのでしょうか。
そしてどんな症状が出るのでしょうか。
女性恐怖症をしっかりと理解し、不安や疑問を解くことで、解決の手口を探っていきましょう。
女性恐怖症とは？
女性恐怖症とは女性とコミュニケーションを取る事に強い不安感や不快を感じ、それにより身体的な症状が出ることです。
そのほとんどが過去の何かしらの「経験」が原因となっていることが多いです。
過去の出来事から女性への恐怖心がある事が原因となっているのです。
しかし、一概にすべての人が同じ症状であるという事ではなく、
・人により症状の内容や強さは異なる
・特定の女性にのみ症状がでる場合がある（同年代の女性、年上の女性のみ等）
ということも、女性恐怖症の特徴なのです。
②どんな症状？
女性恐怖症の症状は、人によって異なるので、下記にあげているものはあくまで一例です。
その中の一例としてあげられるのが、
・意識的に女性を避ける
・女性と接すると大量の汗をかく
・女性と話している時に赤面したり、身体が震える
・女性を信じられない
・女性に触る、触られる事への嫌悪感が強い
等があります。
少しでも「当てはまるかも」と思う人は、知らず知らずのうちに女性恐怖症になっている可能性が高いです。
女性恐怖症の原因
女性恐怖症になる原因は過去の経験が大きく関わっていると言いましたが、具体的にはどのようなことが原因になっているのでしょうか。
①元カノの浮気
過去の恋愛の経験が関わっていることもあります。
昔大好きだった彼女に浮気をされた場合。
「今までの言葉や楽しかった思い出は全てうそだったのか？」という思いはぬぐえません。
女性に対する不信感と自分は選ばれなかったという女性に対する劣等感を抱いてしまい、その思いから女性恐怖症に繋がってしまうのです。
今はその人のことを何とも思っていなくても、傷ついた恋愛によるきっかけは案外原因になりやすいのです。
②女子からのいじめ
小中学校時代の女子からのいじめが女性恐怖症になる人も少なくありません。
女子のいじめは陰湿なものも多く、ばい菌扱いされたり、性格をバカにされたり、言葉の暴力を受けるなど…。
陰でコソコソと言われているケースも多いです。
こうしたいじめはトラウマとなり、心に「女性ー危険、逃げないといけない」と認識をすり込んでしまうのです。
小さい時に受けたなかなかぬぐえないいじめという傷から、女性恐怖症になってしまうこともあります。
私が指導させていただいた方の多くは30-40代でしたが多くがこれに該当しました。
数十年経っても、いや若い時に受けた心の傷だからこそ深く残ります。
③身内の女性からのひどい扱い
子供の頃に多いとされる、身内の女性からのひどい扱いも原因となります。
例えば、母親からの厳しい教育や妹や姉からのひどい扱いなどがあげられます。
身内の関係は自分では変えることもできず、小さい頃に直面する出来事なので、無意識の間に影響を及ぼしてしまいます。
そんな身近な存在からぞんざいに扱われると「女性＝嫌な存在」という認識が非常に強まります。
「なんで自分は女性が苦手なのか」と思う人は、気づかないうちに身近な女性の影響を受けているのかも。
女性恐怖症の治し方
女性恐怖症は心の問題でもあるので、なかなか治すことが難しいと感じていませんか？
女性恐怖症は、少しずつ理解することで克服に近づけることができます。そんな女性恐怖症の治し方をご紹介します。
①原因となった経験をしっかりと認識する
女性恐怖症に限らず、トラウマを克服する時に一番大切な事は「過去の経験」を正しく受け止める事なのです。
嫌な経験はなるべく思い出したくなく、忘れてしまいたいものが多いものです。
受け止めることは非常に苦しい作業ですが、これをしない限り次の進む事ができないのです。
受け止め方としては、
・実際に自分はどのような経験をしたのか
・その経験をしたときにどのように思ったのか
ということをじっくりと向き合って考える事が非常に大切です。
紙に一度書き出してみるのも良いかもしれません。
「あ、自分はこう思ったから嫌だったんだ」と気づき、自分の中で咀嚼できることで大きく前進します。
正面から受け入れる事は克服の第1歩となります。
②「女性＝怖い」という認識を薄れさせる
①で自分が女性恐怖症になった原因と向き合うことで
原因が「全ての女性」では無く、「特定の女性」であった事が分かります。
つまり、嫌なのは世間の多数の女性ではなく一握りの女性だということに気づけるのです。
もしかしたら、ずっとそのことに気づけていなかったのかもしれません。
その事実を認めて、「そういう女性もいるけど、全ての女性が怖い存在ではない」という事を頭で理解させる事で、女性恐怖症が改善されることも期待できるのです。
③「イメトレ」をする
過去と向き合い、認識を薄れさせて「全ての女性が怖い存在ではない」と分かっても、やはり恐怖心が完全になくなったわけではありませんよね。
理解をしたつもりでも、いざ女性を前にすると身体が以前と同じように反応してしまうことも往々にしてあります。
いきなり女性と出会い会話をすることはしんどいので、イメージトレーニングを取り入れましょう。
女性と話ししているイメージを持ち、実際に女性とあっても耐性がつくようにトレーニングをするのです。
何度か繰り返していると、少しずつ恐怖心が薄れていくでしょう。
実際に女性と出会って話をしても、恐怖心が徐々に薄れていくでしょう。
④専門家に相談する
自分で解決させることのハードルが高いと感じる方は、正しいアドバイスを貰うことができる専門家に相談するのも一つの方法です。
根本的にしっかり治したいと思っている人にはおすすめです。
心理カウンセラーの先生等の専門家がいらっしゃるので、診断テストを受けて心理療法を受けられます。
恋愛を教えてくれる先生でも良いです。
対女性の対応を心得ている事、また出会い方についても知見があるので実践しながら克服できる事が特徴です。
女性恐怖症を克服するのも自分次第
女性恐怖症についての理解も深まったのではないでしょうか。
克服するのが「案外簡単かも」と思った人も、「ハードルが高いな」と思った人も、まずは少しずつ段階的に考え方を変えていきましょう。
克服した多くの男性は、きちんと逃げずに向き合ってきたからこそ克服できたのです。
すぐに克服できる問題でもないので、地道に向き合っていくことが大切です。
女性と楽しく会話ができる日を目標に、前向きに受け入れてみてください。
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